SAPやSalesforceをすでに導入されているお客様から、こんな声を聞くことは少なくありません。
- アカウント月額費用が負担になっている
- 使いにくい、日本の入力スタンダードと合っていない
- ちょっとしたレイアウト修正やフィールドの追加が難しい
- カスタマイズできても高額だ
- 外部システムとの連携が難しい
特に本社が海外にある日本の会社の場合、本社(海外)の仕様に合わせてカスタマイズされているため、日本の入力になじまないことが多くあるようです。生産性を上げるためのツールであるはずがかえって生産性を落としているのです。一部のお客様は他のシステムや、専用のシステム開発に移行すするところも見受けられます。世界的なメジャーなシステムを使えば安心だという思い込みもあって導入を決めたのかもしれませんが、運用してみないことには業務にFitするかどうかはわからないことも多いのでしょう。システムに業務を合わせるのか、業務にシステムを合わせるのか、鶏と卵の関係に例えることができます。
業務にはそれぞれ特異性があり、生産性の向上には会社ごと、業務ごとに適したやり方があるはずです。世界標準と標榜しているお仕着せのシステムが示す業務フローが最適とは言えないのです。専用の業務システムの開発は業務分析を行いながら同時に運用の業務効率化も同時に検討します。トータルで最適化することこそが、もっともよいシステムと言えるでしょう。