AVR8ビットマイコンのシリーズには大きく分けて2つあります。大容量化、I/Oを拡張したMegaシリーズと高機能化・低消費電力化・低電圧対応したTinyシリーズです。I/Oピン数、パッケージタイプ、メモリー容量などによって更に細かく分類されます。ここでは代表的な2機種について紹介します。
上:ATTiny2313
下:ATmega 328P
ATmega 328P
- 参考価格 250円(小ロット購入時)(*1)
- 最大動作周波数:20MHz
- FLASH:32KB
- 28ピンDIP
- 14デジタルI/O
- 6アナログインプット
Adruino Unoにも使われているマイコンです。
ATTiny2313
- 実売価格 100円(小ロット購入時)(*1)
- 最大動作周波数:20MHz
- FLASH:2kバイト
- 20ピン DIP
- 18ピン I/O
LCDキャラクターディスプレイモジュールを使ったプログラミングではATTinyではメモリー容量が不足することがあります。ATmegaならメモリー容量が十分あり、余裕を持ってプログラミングすることが出来ます。ATtiny2313にはA/Dコンバータがありません。アナログ電圧の測定が必要な場合は他のモデルをつかうことになります。
シリーズの詳しい内容、使用についてはAtmel社のサイトをご確認下さい。
Atmel Corporation
*1)量産用として相当数量を購入する場合はこの価格ではありません。紹介した価格は秋月電子通商2012年6月時点の価格を掲載しています。