M5Stack Basic core と core2を比較して、どちらを選ぶか

基本機能はほぼ同等のM5stack Basic と Core2 のどちらを選定すればよいか悩むことがあるでしょう。確かにコストだけで見れば Basic Coreの方がお得に見えます。Core2のほうが後からリリースされているのでなんとなく良さそうだとは思えます。一方、Basic Core と core2 の仕様については、公式サイトで誰で詳しく確認することができます。しかし、仕様では書かれていないことや、そこからは推測できない性能や使い勝手もあり、それがデバイス選定の判断基準にもなってきます。そこで今回は実際に2つのデバイスを使ってみてその使用感についてお伝えします。

ディスプレイ

Basic core
Core2

少し斜めから見たところですが、core2 のほうがくっきりと見やすいのがわかります。

M5stack BasicとCore2の仕様上はどちらもIPS液晶と書かれています。しかし実際に比較してみたときに、視認性についてはCore2の方が優れているようです。そして無表示の状態のLCDはcore2 の方が一層黒く見えます。これはディスプレイ表示の鮮やかさに一役買っていることでしょう。ただし基本的にIoTデバイスなので、過度な表示品質を求めてはいけません。

タッチセンサー

M5stack Basic core には3つのボタンがLCDの下にあります。Core2にはこの3つの物理ボタンはありませんが、同様の機能がLCD下にタッチセンサーとして置かれています。アンドロイドOSにも通じるUIはどことなく、今日的(いまふう)ですね。

音声出力

M5Stack Basic core と core2 で同じ音源を再生したときの様子を撮影しました。バックグラウンドノイズが多めなのでノイズカット処理などを動画編集で行っています。M5Stackを操作した直後の音声出力を比較してみてください。

core 2 は音声ファイルがきれいに聞こえているのがわかります。一方 M5stack Basic core は音声ファイルの始まりと、終わりで、「プツッ」というノイズが入っているのがよく聞こえます。この事象はネット上でも議論されているのを多く見かけます。いくつかのサイトではソフト的にノイズを低減する方法が紹介されていて、そのうちのいくつかを試したのですが、どうしてもこのノイズを消すことができませんでした。アプリケーションによってはこのノイズは許容できないレベルだと感じます。一方、 M5Stack core2は音声出力が大きく改善されています。M5Stack Basic Coreで行ったような工夫することなく、Core2では満足の行く音声出力を得ることができます。

音声出力のプログラムはBasic Coreで使っていたものがそのままCore2 で使えるわけではないようです。一部の修正が必要です。基本的にはCore2のサンプルソースを使って実装し直すのが良いと思います。

結局どちらを選ぶ?

音声出力、LCDのみやすさを優先するのでしたら Core2をおすすめします。コスト重視なら M5tack Basic core も良い選択でしょう。