Webシステム開発に必須なスキル、転職で求められるスキル

Webシステムの開発を行う上で必須なスキルを取り上げていきます

言語とフレームワーク

システムを動かすための言語はいくつかあります。会社によって基本とする言語が決まっていたり、案件によって指定が合ったりしますので、そのときどきに合わせて言語の理解は必要です。また言語ごとにシステム開発を便利にするフレームワークがありますので、そちらも十分な知識が必要です。

PHPならLaravel、RubyならRails、JavaならSpringと言った具合に。もちろんこれ以外のフレームワークをプロジェクトごとに選択することもありますので、それらフレームワークへの理解、順応性が必要です。

どの言語がWebシステム開発にもっとも合っているのかという質問があるかもしれません。それぞれ特徴がありますので、どれが正解というものでもありません。参考としてそれぞれの言語について世間の興味関心の高さをGoogle Trends を使って調査しました。

過去5年間の人気の推移(日本国内)

Javaの人気の高さがわかります。JavaはAndroidアプリの開発にも使われていますので、純粋にWebシステムの開発の人気と分離して測ることは困難です。ここ数年、わずかずつではありますがJava人気の減少傾向が見られます。2019年、GoogleはKotlinをAndroidアプリケーション開発の推奨言語に指定すると発表したことから、Java人気の減少の要因かもしれませんね。

SQL

SQLはデータベースを操作するのに使われる言語です。静的コンテンツを表示するWebページと違って、Webシステムではデータの登録、編集、検索、集計といった業務が必要になります。Webシステムはデータベースと切っても切り離せない関係にあります。プログラムからデータベースへアクセスを行う上で、SQLをマスターすることは必須だと考えます。開発テスト、デバッグや運用中のデータメンテナンスの際、SQLを直接実行する場面もよくありますし、使えたほうがずっと効率的です。コンソールからデータベースへログインしてコマンドラインからコマンドを叩くことも、SQLクライアントソフトを介してコマンドを叩くこともありますが、いずれにせよSQL言語の理解は不可欠です。

データベース製品にはいくつか種類があります。Microsoft SQL server, MySQL, MariaDB, PostgreSQL, SQLite, Oracle Database などなど。いずれのデータベースでも基本となるSQLは同じく使えます。製品ごとに使える命令に多少の差がありますが、それを補う書き方もありますので、困ったときはWeb検索で解決策を見つけることができます。SQLiteはスタンドアローンな環境で使うのには重宝しますが、Webシステムのような規模が若干大きくなると、使いにくい場面が多く発生します。(詳しくは別の記事にしたいと思います。)前述の製品のSQLite 以外からいずれかを選ぶのが良いでしょう。

セキュリティー

ここ数年セキュリティーに対する関心が高まり、システム開発ではもっとも重要なことと言っていいでしょう。納入先からセキュリティーチェックシートを提示され自主検査を求められることも多くあります。検査項目の殆どがセキュリティーにおける専門知識が必要なものです。またシステム開発、実装、インフラ設計にセキュリティー対策を考慮すべき項目も多くあります。プログラムは動けばよいと言うものではなく、セキュリティー観点で十分に対策が取れているかどうかが求められています。脆弱性を出来る限りなくすためにはセキュリティーに対する正しい知識と、常に更新されるセキュリティー対策の新しい技術を学ぶ心構えが不可欠です。