Arduinoボード、互換ボードにはいくつかあります。ここでは代表的な2機種について紹介します。
Arduino Uno
ボードにはATmega328マイコンの他に、シリアル通信のためのUSBシリアル変換IC(FTDI)、3.3V電圧を取り出すレギュレータ、16MHz水晶発振器、ブレッドボード上の回路との接続に便利なピンヘッダソケットが実装されています。写真左上:USBコネクター、左下:AC-DCアダプターからの給電用DCジャック
UnoボードはUSBコネクターからの給電にも、DCジャックからの給電のどちらにも対応しています。
実売価格 2,520円
USBケーブルで UnoとPCをつなぎ、ArduinoIDEを立ち上げればすぐにプログラミングを始めることが出来ます。
ブレッドボードとの組み合わせ、回路検討過程。
Arduino Fio
ボードにはATmega328、リチウムポリマーバッテリー充電IC、無線通信モジュールXbee用ソケット、3.3Vレギュレータを搭載。
実売価格 2,495円
写真右上のUSBコネクタはリチウムポリマーバッテリーの充電に5V電圧を給電するためのものです。スケッチ(プログラム)のアップロードには使えません。アップロードのためには無線通信モジュールXbee経由で行うか、またはUSB-シリアルアダプタを別途用意して行う必要があります。
写真右下はリチウムポリマーバッテリーの接続コネクターです。リチウムポリマーバッテリーの取り扱いによっては発煙、発火する場合もあり十分に注意が必要です。
基板にはケースなどへの取り付け用の穴が空いていないため、固定するのには工夫が必要になります。
ボード裏面には無線通信モジュールXBeeの取り付けコネクターが実装されています。写真はXBeeを取り付けた状態。