ドローントラブルシューティング

位置安定モードの不具合

位置安定モードはGPSとコンパスの情報を使って制御します。そのいずれかの情報が不正確な場合、制御がうまく行われません。コンパスのキャリブレーションを再度実行してください。キャリブレーションは地磁気を乱すものが近くにない、屋外で行うのが良いとされています。磁力を発するもの、磁石などが近くにある場合はキャリブレーションが正しく行われません。
GPSは位置を特定するまでに時間を要します。電源を入れてすぐではGPSは位置情報を出力できません。機種によってはGPSの取得状況を表示するものもあります。GPSの取得ができたという表示を見て、離陸してください。
まれにコントローラーの発する電磁波によってセンサーの動作に不具合を招くことがあるようです。センサーユニットが別にある場合は、コントローラーとのレイアウトを見直すことで制御が安定することがあります。コンパスは電磁波や磁力を発する部品からできるだけ遠くになるようレイアウトしてみてください。