I2Cインターフェイス基板 LCD16x2付き (キット)

概要

Raspberry Piなど小型で安価なLinuxボードが市販されるようになりました。これらボードはGPIOを搭載しセンサーやアクチュエーターの制御を容易にします。そしてPICやAVRといったマイクロコントローラーよりもプログラミングをずっと容易にし、インターネットとの親和性も大変良く、電子工作としても製品組み込みとしてもいま大きく注目を集めています。

しかし、実勢に実機を使って細かく検討していくといくつかの問題点も見えてきます.

  • Raspberry Piの表示デバイスとしてLCDを使うと接続に多数の信号線が必要となり、Raspberry Piの数少ないGPIOをそれだけで消費してしまう。
  • なんといっても多ピンあるLCDとの配線はめんどう
  • I2C接続できるLCDもあるが種類が少ない(例)秋月電子通商で販売されているI2C接続小型LCDモジュール AQM0802Aが接続できるそうだが、表示が8×2で物足りない
  • 16×2表示できるLCDACM1602NI-FLW-FBW-M01もあるが、実際に試したところRaspberryPiからではコントロールするには制限が有ることがわかった。
  • Raspberry Piにはアナログ入力が無い。ADC用IC(MCP3204など)を使う必要が有る。(Beaglebone Blackにはアナログ入力があるがMax1.8Vと制約が有る)
  •  SPI デバイス、I2Cデバイス、シリアル通信を複数接続するとあっという間にGPIOが足りなくなる
  •  アナログ出力、ハードウェアPWMが1チャンネルしか無い。

そこでこれらの不満を解消するためのインターフェイス基板の提案です. “I2Cインターフェイス基板 LCD16x2付き (キット)” の続きを読む

i2cinterface99.py / i2cインターフェイスボード用Pythonライブラリー

I2CでLCD,LED,デジタルIO,アナログIO,圧電スピーカーを制御可能なインターフェイスボード”I2Cインターフェイス基板 LCD16x2付き (キット)“および”I2Cインターフェイス基板 LCD20x4付き (キット)“のPython用ライブライーについて説明します。

準備

raspbian OSのI2Cを有効化してください。

sudo raspi-config

Advenced Options からI2Cを有効にします。
PythonからI2C制御するためのライブラリーをインストールします。

$ sudo apt-get install python-smbus

使用方法

import i2cinterface99 #ライブラリーの読み込み
ii =  i2cinterface99.i2cinterface99() #モジュールの初期化
ii.led(1,1) #メソッドの呼び出し

Functions

led()
LEDの明滅
setSound()
圧電スピーカーからの発信音のパラメータ設定
sound()
圧電スピーカーからの発信音オンオフ
setPinMode()
IOピンの入力/出力設定
digitalWrite()
デジタル出力オンオフ切り替え
digitarRead()
デジタル入力
analogWrite()
アナログ出力値設定
analogRead()
アナログ入力
lcdInit()
LCD制御の初期化
lcdClear()
LCD表示のクリア
lcdSetCursorMode()
カーソルの設定、明滅設定
lcdPrint()
LCDへの文字列の表示
lcdWrite()
LCDへ文字コードで書き込み
lcdSetPosition()
LCDの表示位置を指定
lcdDisplay()
LCDの表示/非表示設定
lcdScroll()
表示の左右スクロール
lcdAutoScroll()
オートスクロールの有効/無効
reset()
I2C通信のコマンドバッファのリセット

ダウンロード

i2cinterface99.py20140109

専用ハードウェア

本ライブラリーは「I2Cインターフェイス基板 LCD16x2付き (キット)」を制御するためのものです。
製品についての詳しい情報はこちらでご覧ください.
I2Cインターフェイス基板 LCD16x2付き (キット)